我々の世代最高最適だった SOUL BIBLE!! [アドリブ SOUL スィングジャーナル]
SOUL を聴き始め一番最初に出合った資料(専門誌)が今は
なき、ジャズ誌界の名門「スィングジャーナル誌」刊行の一冊
アドリブ(ADLIB)
でした
記念すべき、創刊号 表紙はマイルス・デイヴィス
最初ですから、ジャズ寄りは致し方ない
表紙の左上が各号の特集記事でした
創刊第2号は、" NEW SOUNDS SPECIAL "
時代を感じます
第4号、見ずらいですが確かヴォーカル特集だったはず
スティーヴィー、ダイアナ、そしてシナトラ
スィングジャーナル誌自体が休刊の憂き目に遭ってしまったため
本誌も休刊を余儀なくされてしまったのは、有名なお話ですが
当時(創刊間もない頃)は、季刊誌として年に4回の発刊でした
そのため、間のワンクールの実に長いこと
反面、当時としては高かった価格(700円くらい)を考えると月に
セブンスター二箱代をキープすればなんとかなる世界だったのが
救い
さあさあ この辺りからですねぇ
ソウル音楽特集と言うのが何とも堪りません
スティーヴィーの表紙が印象的
” ソウル&ファンク ” 特集が泣かせます
この頃からディスコ特集も積極的に出してます
第二次ディスコブーム黄金期
しかも、” ソウル&ソウル レコード大作戦 ”なる特集が
スゴイです
表紙は、「初恋大作戦」のシスター・スレッジ
この頃から、クロスオーバー(後のフュージョン)特集や
他ジャンルとの絡み記事が出てきます
うってかわってベタベタのディスコ表紙
最新直輸入盤コーナーや最新ディスコダンス等の記事が目立ちます
正にソウル&クロスオーバーが特集に
ダイアナ・ロス自宅訪問記がスンゴい
この頃は白人のご主人との時期でした
ソウル&クロスオーバーの新しい世界
前号は、「発見」
わずか3か月で発見から新しい世界
また、この頃50年代~60年代のドゥワップやツイスト系音楽の
特集を組まれています
ジョージ・ベンソン、サルソウル等の名前が見えます
表紙は、キャロル・”恋の診断書”ダグラス嬢
「ソウル双六」。。。。
ソウルと言うより、クロスオーバー、ファンクと言ったヴァーサティルな
ジャンルになっていきます。ナタリー・コール嬢表紙登場2回目
この頃から、リアルよりも過去のブラックミュージックを追いかけ
始めたので皆勤賞が途切れてしまいました
当時はディスコで流行ったSOUL系ナンバーが日本で発売される迄に
半年近くかかったためその間、本誌に情報があることを願いつつ実際に
最新号をめくると何にもなかったりで。。。。
情報量はハンパなかったですがメジャー系アーチスト情報をメインに
あとは、「ソウルってナニ?」的テーマの記事が多かった気がします
それにより、60~50年代と時代をさかのぼりルーツ系に興味を抱く
キッカケもくれたりで、今考えると門戸を開いてくれた貴重な出会い
だった気がします
久々の購入が20数年後
この頃は季刊からマンスリーへ
何か、ホストっぽくなっちゃった。。。ジョージ・ベンソンが表紙
1999年オープンの、伝説のお台場「ソウルトレイン・カフェ」が
特集されていました
懐かしい
江守さんが設計され、「商店建築」にも掲載されたそうです
あの当時のお台場が実に惜しい
もしこのお店が六本木にあったら。。。。。たいへんなことに
なっていたでしょうね
このお店をお借りして撮影~製作したコンテンツが ↓
3種類のうちの1枚(他は、Version R とVersion B)
40年前の古い雑誌ですが、当時どれほど資料として助けて
もらったか知れません
我が家の家宝です。。。。
ちなみに、向かって右の ADLIB の右にうっすら見える赤い
ものは。。。。。
発売時(1991年)の衝撃はいまだ忘れられず
Brother Rap ~ Ain't It Funky Now(Live @ Paris)
There Was A Time (Live @ Dallas)
等々。。。。。。
大切に保管されてますね。
by ミスカラス (2014-09-27 18:48)
ミスカラス様
引っ越しを重ねてもこれだけは捨てられませんでした(汗)
あと、SOUL ON もですね(笑)
by MONSTER ZERO (2014-09-29 08:27)
『STAR TIME』は一家に1組ですね!!
モチロン我が家にもありますよ~♪
by DEBDYLAN (2014-09-29 23:25)
DEBDYLAN 様
コメントありがとうございます。
確かに一家に一組ですね!!
場合によっては、「予備」も必要かと?(笑)
by MONSTER ZERO (2014-09-30 09:04)