イナたさが魅力?!。。。ダイク&ブレイザーズ [SOUL ダイク&ブレイザーズ]
来年上陸半世紀を迎える我が国最初のソウルダンス
ファンキーブロードウェイ / Funky Broadway
1966年(昭和41年)産のこのダンス。。。。
以前も記しましたがこのダンスは同じ名前の楽曲が存在します
大御所の方達から窺い知るに当時の現場ではかのSOUL界屈指
の不良オヤジ、ウィルソン・ピケットのバージョンが鳴り捲り踊り捲り
だったそうです。。。。永遠のショウタイム・ナンバー「ダンス天国」の
影響大な気もしますね
因みに、ピケット兄貴はカバーバージョン。。。。オリジナル版が存在
するのはSOUL好きな方ならお分かり中のお分かり
タイトルにもあります。。。。
ダイク&ブレイザーズ / Dyke & The Blazers
なるグループがその人達
ダイクこと、アーレスター・クリスチャンと言う人がリーダーだった6人組
のバンドでニューヨーク州にあるバッファロー市が出自だそうです
この人が、ダイクことクリスチャン・スレーター氏
ダイク=Dyke であって、大工ではありません(寒)
1943年生まれで、1971年にわずか27歳の若さでこの世を
去っています。。。。。射殺されたそうです
何でも、60年代(レコードデビュー前)にはあのオージェイズの
バックバンドを務めたこともあったそうです
ダイクを含む、6人組勢揃いの図。。。。時代を彷彿させる出で立ち
鶴岡雅義と東京ロマンチカではございません
オージェイズのバックを務めた頃、正式に6人組となりダイク&ブレイザーズ
を名乗る様になったようです
その後、1966年にオリジナルサウンド・レコードからリリースしたのが
デビュー曲でもあるくだんの曲
ビルボードのソウルチャートでは17位にランクされたそうです
拙ブログでも何度かお目見えしたファースト・アルバム・ジャケ
「イナたい」とはこー言う感じっス。。。。。を見事に表したようなジャケット
踊っているオネーチャンがまた、どことなくダサくて田舎クサいのですが
それがまたイイ感じを出しています
因みに、ウィルソン・ピケットのバージョンは同チャート1位をゲットしたのは
何とも皮肉なお話
この人達はとにもかくにも、なんとなぁ~く&どことなぁ~く " イナたい感 " が
魅力です
御大JBより前に、" Funky " と言う言葉を曲名に用いたことが有名では
ありますが、「ファンキーならローカルだぜぃ」的ノリと言うか心構えが
仄々していて緊張感に欠ける感じ大ながら。。。それがまた魅力な気もします
イナたさを存分に味わってください。。。。お得意のパート1&2 構成
結構出回った有名なベスト盤。。。。これで持っている人多し
後は、" So Sharp " のタイトルで出たUK(KENT)盤ですかね
これ以降、御大JBを向こうに回した感のあるイキの良いファンキーな曲を
輩出。。。。。同時期に御大がリリースしたFunk完成を予期させたヒット曲
" Cold Sweat " 等の「影」に隠れた感があるものの、偉大なる
ローカル・ファンク・バンド的立ち位置の様な感じだったのでしょう
これもカッコいい。。。。と言うより、カッチョいいと言った方が適していそうな
" Let a Woman Be a Woman and a Man Be a Man "
この辺も堪りません。。。。。" We Got More Soul "
個人的一押しなのが、コチラ。。。。" Funky Walk "
実はコレ、2007年にリリースされたCD(LPは2枚組)で彼らの全曲が
堪能できるスグレ盤。。。。我が家にはLPで鎮座
特に、" Funky Broadway Time " なる曲がお得意のパート1&2
構成で収録されており、これはオンタイムではリリースされなかった
幻の曲。。。。。って感じはほとんど、Funky Broadway ですが
先述の、" We Got More Soul " に至ってはこの曲名の後に
Than James Brown
と続けたかったのではと感じる位に、ダイク得意の泣き叫ぶがごとくの
歌声にシビれます
御大ご自身も彼を意識していたみたいで、彼らがアポロ劇場に出演
していた時に楽屋を訪れで話をしたことがあったそうです
御大やサム大明神等、都会に来て大ブレイクしたメジャーな人達も
重要ですが、その水面下にいる彼らの様なカッコいいアーチストも
知っていると楽しくなります。。。って順番はメジャーな方からですね
ダイクな71年に亡くなりましたが残されたバンドは驚くなかれ。。。。
Charles Wright & The Watts 103rd Street Rhythm Band
に吸収されたそうです。。。。。。ラッキーでしたね
70年代前半まで大活躍したシブめなファンク・バンド。
余りに長いグループ名からか、我が国では「ワッツ・リズム・バンド」なる省略形
で呼ばれてました
前列左がリーダー、チャールズ・ライト、その右が後にEW&Fに行くアル・マッケイ
後列左から2人目が、ジェイムス・ギャドソンかな
しかし、みなさんそれなりに繋がってますねぇ~
今週末に迫りました拙イベント " SOULFREAK Vol.14 " でもきっとどれかが
鳴ることでしょう
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